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「新明解国語辞典」の、俗人の定義が、まさにリアルすぎて、面白い。


①高遠な理想を持たず、すべての人を金持と貧乏人、知名な人とそうでない人とに分け、自分はなんとかして前者になりたいと、そればかりを人生の目標にして・暮らす(努力する)人。

②天下国家の問題、人生いかに生きるべきかということに関心が無く、人のうわさや異性の話ばかりする人。

③高尚な趣味や芸術などに関心を持たない人。


新明解国語辞典 第4版

金田一 京助(編集),山田 明雄(編集),柴田 武(編集),山田 忠雄(編集)/三省堂

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英語のsnob

成り上がりの俗物紳士なのか、さながら日本では、「真田丸」でも話題の、太閤秀吉の姿とも重なり合う。しかし、なぜかそんな秀吉を、今も、庶民は好きなのだ。


しかし、俗人の到底できない、むつかしいえらい修行をやり遂げた高僧が、行の自慢話や、絵の値段が上がった、下がったなどの話しかせず、俗人よりもはるかに俗物ぶりを発揮するのは、人生不可解か。


「新明解国語辞典」で、俗物の定義は


「俗人」を、さらにけいべつしていう言い方。「あいつは全くのーだよ:ー性」


まさに、学窓にして庶民感覚あふれた辞書なのだ。


平安の世なら西行、鎌倉時代の兼好法師、江戸の良寛、そして近くは今も、宮沢賢治が多くの人の心を打つのは、


俗人の到底できない、むつかしいえらい修行をやり遂げた

からではなく、まさに


人生いかに生きるべきか


これひとつに真剣だったからだろう。


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by lotusflower7 | 2016-08-19 23:27 | エセーのせかい | Trackback | Comments(0)

超スリムな女性の不思議な美しさ


それは私が名古屋で近代建築史を学んでいた頃のエピソードです。名古屋・栄のしゃれた服のお店に、びっくりするほど痩せた40~50くらいのマヌカンが、ほんとにいたのです。
ちいさな胸と細い腰に、薄い布をまとっているだけの、超スリムな彼女は、ガラス細工のように冴え冴えとした、華奢な骨組みを魅せてました。


彼女のクッキリ弧を描く鎖骨から、一本一本数えられる、か細い肋骨が美しいハーモニーを奏でます。折れそうなウエストラインから、薄く細い骨盤のラインを魅せてます。



彼女の細く長い手足は、小枝のような空気感でした。華奢な骨組みの女性が、極限まで痩せるとき、妖精のような不思議な世界を魅せてくれます。

さらりとシャワーを浴びて、ゆらりとバスローブで舞う、華奢なスケルトンの彼女
赤ワインと野菜料理に、はらり儚き夜の夢を見る。

彼女の冴え冴え美しい、極細の骨盤のラインから、きわどく透けて見える。枯れ木のような細き長い手脚がかいまみえる。


鎖骨から極細の肋骨のあわいからきわどく見え隠れする、洗衣板のような彼女の小さな胸の可憐な美しさに触れる。


彼女の美しく極細の骨組みの奏でるハーモニーは、時を超えて、超スリムな二十一世紀の女性と響き合う。

オードリー・ヘップバーンの映画をリアルタイムで見てきた、20世紀を過ぎる頃の
びっくりするほど痩せた40~50くらいのマヌカン
の冴え冴えとうつくしい姿形は

21世紀初めをリリカルに舞う、斬新なファッションの超スリムな女性と不思議なハーモニーを奏でる。

名古屋・栄のしゃれた服のお店に、ほんとにいたびっくりするほど痩せた40~50くらいのマヌカン、彼女の魅せる、洗衣板のような小さな胸、薄く細い骨盤のライン彼女の奏でる不思議な音色、極限まで痩せた華奢な女性の魅惑に感動する。
超スリムなオードリー・ヘップバーンと竹久夢二描く華奢な女性が、時空を超えて響き合い びっくりするほど細身の芯の強き、百合水仙の凛とした風姿を呼び覚ます

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by lotusflower7 | 2016-08-18 17:40 | キレイのせかい | Trackback | Comments(2)

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花のまなざしから

お久しぶりです、関東も梅雨明けて、炎天下の夏の日和です。お元
気でお過ごしですか。


人生の旅のかけがえのない時を共にした、愛猫・花ちゃんが、2015年7月20日、15歳で逝きました。


亡くなる2か月程前から、だんだんごはんが食べれなくれなくなり、数日前から水しか飲まなくなりました。


いつも、私が帰ってくると、玄関まで出迎えてくれた、花ちゃん


亡くなる前の日、寝床まで来て、こちらを向いて「ありがとう」と
挨拶をして逝きました。


花ちゃんは、感謝の心の大切さを、人間界に、静かに伝えて、旅立ちました。

2015.7.25










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by lotusflower7 | 2016-08-03 17:58 | 猫のセカイ | Trackback | Comments(8)

ゲーテ格言集から

人生は、いかに平俗に見えても、またいかに日常陳腐なもので容易に満足するように見えても、やはり常に、あるより高い要求をひそかに抱き、養い続けており、これを満足させる手段を探している。

山と谷を越え、
迷いに迷いをかさねたのち、
再び広野に出るが、
そこはまたあまり広すぎて、
いくばくもなくまた新たに
迷路と山を求める。

人生は悪しき冗談なり。
ゲーテ「西東詩集」から

人生は色どられた影の上にある。
ゲーテ「ファウスト」から

ゲーテ格言集から




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by lotusflower7 | 2016-08-02 10:39 | エセーのせかい | Trackback | Comments(0)

花のまなざしから、こころに響くアートのセカイ、描きます 


by HANA