ちょっと不思議な名古屋のマヌカン

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21世紀の夜明け前、私は名古屋で暮らしていた。第二次大戦ですっかり焼け野原になった名古屋、戦後、百メートル道路ができて、街はきれいに碁盤の目のように整備されていった。地下鉄も、東西線、南北線と走り、落ち着いた文化都市になった。その、まさに交通の要衝にあたるのが、栄=久屋大通である。ビギンというジャズ喫茶もあり、テレビ塔まで散策する緑の街のオアシスとなった。
おしゃれな服のお店も多く、安藤忠雄設計の建築空間もあった。
中でもちょっとシュールなマネキンの飾られた出窓のあるお店があった。
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ちょうど、竹久夢二の描く華奢な女性の姿形の、オードリー・ヘップバーンの映画「ティファニーで朝食を」をリアルタイムで共有してきたような
超スリムなマヌカンが、ホントにそこにいたのです。50~60台の女性は、ポップな帽子にショートカット、細く長い手足が印象的だった。

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さらりとまとうしゃれた装いから透けて見える、小さな胸から折れそうなウエスト、細く薄い骨盤のラインが、はっとするほど美しかった。
びっくりするほど華奢な骨組みを、あらわに魅せる、彼女の波動、冴え冴えした《気》は清々しかった。
奈良美智を育んだレトロポップな街角の、20世紀末のエピソードだった。
もしよければぜひ、コメント下さいませ。

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by lotusflower7 | 2018-10-17 10:06 | 詩のセカイ | Trackback | Comments(0)

花のまなざしから、こころに響くアートのセカイ、描きます 


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