超スリムな女性の不思議な美しさ②

それは、朝の電車での、ちょっとしたエピソードだった。黒のシックな帽子の尼僧を想わせる、50~60くらいのびっくりするほどスリムな女性がいた。黒のシックな帽子は、抗がん剤の副作用を、それとなく、物語っていた。シルバーのイヤリングが、しゃれた眼鏡へと、繊細なラインを描く、気品ある細面だった。
黒のさやかな装いから覗かせる、鎖骨から指折り数えられるか細い肋骨のハーモニーが、エメラルドグリーンのネックレスがバイオリンの音色を爪弾いていた。山吹色(気品あるオレンジ色)の小意気な👜を持つ、か細い腕から繊細な手が表情豊かだった。
そして、ちょっと驚いたのは、細く薄い骨盤のラインをきわどく魅せる、黒のマイクロミニだった。か細く長い脚が、あらわに流れるラインを描き、美しく華奢な骨組みを魅せる、シルバーのエナメル靴が、アバンギャルドな美しさだった。

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もともと華奢な骨組みの女性が、癌という時代の病で、極限まで痩せる時、竹久夢二の描く、びっくりするほど華奢な女性が、立ち現れた。
そこに、彼女の人生の《芯》の強さを、スピリチュアルなパワーが伝わってきた。超スリムな彼女が、びっくりするほど華奢な骨組みの美しさを、あらわに魅せる、冴え冴えした《気》の凛とした姿形に感動した。
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名古屋のシュールな雰囲気のマヌカンから、神奈川病院の待合室をさらりと過ぎる女性、そして朝の電車のシックな尼僧
いずれも、共通するのは、50~60位の、オードリー・ヘップバーンの「ティファニーで朝食を」や竹久夢二描く華奢な女性のリバイバル時代感覚を共有している。
極限まで薄く細い肋骨から骨盤のラインは、まさに天性の奇跡的なびっくりするほどか細い骨組みの美しさだった。

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by lotusflower7 | 2018-11-28 20:31 | キレイのせかい | Trackback | Comments(0)

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